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2017年05月17日

コレクション展「香月泰男と松田正平」

コレクション展「香月泰男と松田正平」

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 2人の道は重なっていた。東京美術学校では先輩後輩、ともに藤島武二教室に学んだ。2人とも国画会に出品し、東京のフォルム画廊で定期的に個展を開いた。晩年にはそれぞれ日本芸術大賞を受賞した。
 しかし道は離れてもいた。美校卒業後の香月は中学校の美術教師、松田はフランスへ留学。戦時中、香月は応召し2年間のシベリア抑留を経験、松田は郷里宇部の大空襲で自宅を焼いた。
 戦後、香月は渡仏、1950年代後半に独特の「黒い絵」を生み出し、シベリア・シリーズの制作を本格化させ、名声は高まっていく。松田は、1960年頃に絵具の厚塗りと軽妙なモチーフを組み合わせた独特な作風に至った後、一転して水彩画のような透明感を追求し始める。画壇とは距離を置き、黙々とカンヴァスと向かい合った。
 2人の造形の軌跡を同時に見ていると、追求したものの違いが思いのほかくっきりと浮かび上がってくることに、新鮮な驚きを感じた。
山口県立美術館副館長 斎藤 郁夫


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