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2017年06月14日

付箋が踊る

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 本を読むと30枚一束の付箋がすぐなくなる。本には、知らないことや興味のあることが次々に出てくる。それに付箋を貼る。見返しもせずそのままになることが多いけれど、一応貼るとその知識を所有した気になるんです。なるだけなんだけど。
 私は、カラーの付箋を使う。それが頁に貼られると、チベットの空にはためくタルチョー(五色の祈祷旗)のようにピラピラ舞う。
 Aという本には“これまで読んだり、観たりした脱獄もののベスト3は次のとおり”と紹介してあった。観たものとしては「ショーシャンクの空に」「アルカトラズからの脱出」。読んだものとしては、「破獄」。赤の付箋を貼る。いつか、観るぞ、読むぞ。Aの本はこう続く。“大人でもはしゃげるミクロな生き物だけを集めた動物園。山口県岩国市立ミクロ生物館”黄色の付箋を貼る。知らなかった。県内なのに不覚。顕微鏡を覗いてミクロの世界を見てはしゃぎたい。“死して高温で燃やされると火葬場の煙突から、二酸化炭素と水蒸気になり大気中に拡散され、それは植物を育てる糧となる”これには白の付箋。黒色を“自らに与えられたものを受け入れることから生命の価値は生まれる”に貼る。まだ、本は半ばまで達していない。よって、益々タルチョー状態になるのである。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)おんなの目
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