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2017年07月19日

ランス美術館展

ランス美術館展
▲ゴーギャン「バラと彫像」 1889年

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 今月6日に始まった展覧会ではレオナール・フジタの作品がまとまって紹介されており、それも見ごたえあるが、それでもまず、この作品が見たくなる。
 画面に目を近づけると、平行に並んだ小さなタッチがところどころに見えてくる。バラの花や葉のかたちを描くのとは全く動きが違う不思議な筆の跡だ。セザンヌの画風に通じるようなこの小さなタッチが、いつも見るたびに気になる。
 たとえば、音楽の細部に聞き惚れてしまい、その部分が耳に残って仕方がない…という感覚に近いだろうか。
 あるいは、料理に独特な風味を感じたときにも似ているだろうか。これがないと全体の味が全く別様になってしまうような、隠れたスパイスのような。
 我ながら細部にこだわりすぎるかなとも思うけれど、細部から全体に視野を広げ、再び細部に目を向けるというその鑑賞の過程そのものが楽しいのだ、と思うことにしている。
山口県立美術館副館長 斎藤 郁夫


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