2017年08月30日
新しい出発を始めよう
実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)
私の元に知人はもとより知らない人からも同人誌が送られてくる。私も所属している同人誌の配送係を担当しているので各方面五十数カ所に送っている。
作品を通してだけの知り合いが沢山できる。長く、十年以上にわたって送られてくると、その人の近況が良くわかる。作品の上で深く接する。顔も声も知らないのに、心は通ってくる。皆が老いていく。終刊の便りが届く。
この度、詩誌“らくだ”が終刊した。“らくだ”は、1976年、女性5人の同人で創刊された。41年の歴史を閉じることとなった。
終刊の原因は多々あろうと思うが、一番は参加者が減ったことだ。彼岸に渡った人が多く、病気の人も増えた。現在の詩誌の形のまま存続していくことが困難になった。
若い詩の書き手が減ったのだろうか? そうとは私には思えない。全国規模の詩の公募には百倍以上の競争率で作品が殺到する。ネットの上で詩を発表している人も多い。
魅力的なリーダーがいる詩誌には人が集まる。存続させるのなら、詩誌の魅力を増さなければならない。この人と一緒に書きたい、この人の作品が読みたい、影響を受けたい、ということがいる。
私は“らくだ”の魅力に惹かれて31年前扉をたたき入会を請うた。魅力的な先輩がひしめいていた。
私の元に知人はもとより知らない人からも同人誌が送られてくる。私も所属している同人誌の配送係を担当しているので各方面五十数カ所に送っている。
作品を通してだけの知り合いが沢山できる。長く、十年以上にわたって送られてくると、その人の近況が良くわかる。作品の上で深く接する。顔も声も知らないのに、心は通ってくる。皆が老いていく。終刊の便りが届く。
この度、詩誌“らくだ”が終刊した。“らくだ”は、1976年、女性5人の同人で創刊された。41年の歴史を閉じることとなった。
終刊の原因は多々あろうと思うが、一番は参加者が減ったことだ。彼岸に渡った人が多く、病気の人も増えた。現在の詩誌の形のまま存続していくことが困難になった。
若い詩の書き手が減ったのだろうか? そうとは私には思えない。全国規模の詩の公募には百倍以上の競争率で作品が殺到する。ネットの上で詩を発表している人も多い。
魅力的なリーダーがいる詩誌には人が集まる。存続させるのなら、詩誌の魅力を増さなければならない。この人と一緒に書きたい、この人の作品が読みたい、影響を受けたい、ということがいる。
私は“らくだ”の魅力に惹かれて31年前扉をたたき入会を請うた。魅力的な先輩がひしめいていた。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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