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2018年10月17日

コレクション展「山口ゆかりの画家たち」

コレクション展「山口ゆかりの画家たち」
▲永地秀太「絞り」

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 展示室に入ってすぐに永地秀太の作品《絞り》と《更紗の前》がある。前者は1913(大正2)年、後者は1924(大正13)年に描かれた。
 わずか10年ほどの差ではあるが、作風はかなり違う。《絞り》を見ると、筆の跡がそのまま残り、絵具が厚く塗られている。ゴッホのごつごつした絵肌を思い出させるが、永地の絵としては異色である。
 そういえば、明治末年から大正初期にかけて、雑誌『白樺』が盛んにゴッホを紹介していた。同誌に掲載された武者小路実篤の「バン、ゴッホよ/燃えるが如き意力をもつ汝よ/汝を想ふ毎に/我に力わく/高きにのぼらんとする力わく、/ゆきつくす處までゆく力わく、/あゝ、/ゆきつくす處までゆく力わく。」という詩句を読むと、当時の人々の心にゴッホが与えた強烈なインパクトも想像できる。
 この絵は、そんなゴッホ熱のなかで描かれたのだろう。しかし熱はすぐ醒めたようである。
山口県立美術館副館長 斎藤 郁夫


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