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2019年03月09日

No.132名田島「郷土に残る作品多数 彫刻家“馨雲先生”」


▲章巌憲成大和尚像

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 東開作に生まれた彫刻家・田中馨雲。名田島地域のお寺や近隣の家々などに残る氏の作品は、100点以上にのぼる。

 東開作で生まれた彫刻家・田中馨雲(1889~1986)は、日本近代彫刻の祖といわれる高村光雲に師事。帝国美術院展覧会で1926(大正15)年以降たびたび入選を果たし、戦後は郷里に戻って創作を続けた。
 100点以上の作品が地域に残り、檀家だった大道寺では、明治のころ寺の存続に奔走した章巌憲成大和尚の像や本堂入口中央を見つめる清浄観音、唐獅子牡丹模様の本堂欄間を見ることができる。
 顕彰事業として2014(平成26)年、名田島自治会連合会による「田中馨雲先生作品図録」が発刊。翌年には作品展も開催された。  

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2019年03月02日

No.131仁保「田口克己さんの志継ぐ支援事業創設10年」

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 今年、生誕100年となる仁保出身の画家・田口克己さん。その寄付金を基にした山口市の芸術家育成支援事業が、10年の節目を迎えた。

 1919(大正8)年仁保下郷生まれの画家・田口克己さんは、旧山口師範(現・山口大教育学部)卒業後、教員を務めながら洋画の研鑽に励み、さらに「県新美術協会」結成など地方の芸術文化発展や後進の指導にも尽力した。国際的な美術展でも入賞を重ね、県芸術文化振興奨励賞、文部大臣表彰(教育功労、地域文化功労)、叙勲など受賞多数。
 2006(平成18)年に87歳で亡くなった田口さんが「芸術家の育成支援に」と市に託した寄付金を基に「やまぐち新進アーティスト大賞(田口克己賞)」「やまぐちACS賞」が創設。2017(平成29)年度で第10回の節目を迎え、歴代受賞者14人の活動状況や作品を紹介する「10年展」が今月3月10日(日)から3月24日(日)までC・S赤れんが(山口市中河原町5)で開かれる。  

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2019年02月23日

No.130平川「山大通りのポケットパーク『街かど広場』」


▲ポケットパーク入り口

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 山口大正門の向かい側にある巨大石が積まれた一角。ゲートのような開口部分から中に入ると小さな“石の公園”がある。

 山口大前から秋穂渡瀬橋までの約180メートル直線区間は「山大通り」と呼ばれるが、この通りは、1989(平成元)年から約4年の歳月をかけて整備がなされ、学生と住民との交流を深めるためにこの「街かど広場」(ポケットパーク)が設置された。
 山口大正門の向かい側にあるゲートのような巨大石はポケットパーク入り口で、当時の県都市計画課によると、石は「都市の中で自然の存在感を表わしている」という。ベンチやテーブル、約30種の木々が、680平方㍍の敷地内に設置され、1994(平成6)年には国土交通省大臣表彰「手作り郷土賞」にも選ばれた。  

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2019年02月16日

No.129宮野「かつての奥湯田温泉『山口ふれあい館』」


▲山口ふれあい館

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 1984(昭和59)年、宮野にオープンして以来、格安の100円(6歳未満50円)で入浴できる温泉として市民に愛され続けている。

 かつて奥湯田温泉と呼ばれ、39年前に田園都市構想モデル事業の一環として建設された同館。100%源泉から湧き出るアルカリ性単純温泉で、2階の浴槽からは緑濃い山々が望める。周囲には桜の木がたくさんあるため、春には湯舟からお花見も楽しめる。
 施設内の和室ではテレビ、囲碁、将棋などが無料で利用でき、1曲100円のカラオケ室や、宮野産の野菜などを用いた定食を提供する食事処もある。カラオケ大会、朝市などの催しや、陶芸・手芸などの各種教室も定期的に開催されており、市民の憩いの場として長年親しまれている。
  

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2019年02月09日

No.128湯田「開館25周年を迎える中原中也記念館」


▲生家が建つ頃から繁るカイヅカイブキ

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 湯田温泉で生まれ育った近代詩人・中原中也。没後57年を経て生家跡に開館した中原中也記念館が、今月2月18日に開館25周年を迎える。

 1972(昭和47)年5月に火災で焼失した生家跡に1994(平成6)年2月18日に建設された中原中也記念館(TEL083-932-6430)。宮崎浩氏の設計で、1998(平成10)年に建設省(現・国土交通省)の「公共建築百選」に選出もされた。
 開館25周年記念事業として、今月は20日開始のテーマ展示を皮切りに、23日午前10時からはもちまき、午後1時半からは詩人の渡辺玄英さんを招いたワークショップ(要事前申し込み)が開かれる。
 4月末にはオリジナルキャラクター「中也くん」の無料通信アプリ「LINE」用スタンプも発売される。
  

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2019年02月02日

No.127吉敷「日本女子大創立者成瀬仁蔵没後100年」


▲成瀬仁蔵公園

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 吉敷に生まれ、日本女子大創立など女子教育に一生をささげた成瀬仁蔵は、1919(大正8)年3月に60年の生涯を閉じた。

 成瀬仁蔵は、現在「成瀬仁蔵公園」として親しまれる吉敷赤田の地に生まれ、憲章館、県教員養成所を卒業後、小学校校長などを務めた。同郷の澤山保羅に導かれてキリスト教信者となり、梅花女学校教師を経て新潟女学校を創設。渡米して女子教育を研究し、帰国後に日本女子大学校(現・日本女子大)を創設した。1919(大正8)年3月に60歳で亡くなり、今年は没後100年の節目に当たる。
 NHK総合で平日午後4時20分から再放送中の朝ドラ「あさが来た」に登場した成澤泉は、成瀬仁蔵がモデル。ヒロインのモデル広岡浅子も成瀬と同年に生涯を閉じている。
  

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2019年01月26日

No.126秋穂「ジュニアリーダーズクラブ厚労大臣表彰」


▲表彰状と記念品が授与

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 昨年11月、子ども向けイベント運営などで長年活動を継続する「秋穂ジュニアリーダーズクラブ」が厚生労働大臣表彰を受けた。

 1978(昭和53)年に発足した秋穂ジュニアリーダーズクラブは、中高生を中心に、クラブ会員を継続する社会人も加わって現在9人の若者が活動中だ。
 全国各地に存在する「ジュニアリーダー」は、いわゆる「子ども会のお兄さん、お姉さん」として地域の小学生のサポート役を受け持つ。同クラブのメンバーも、子ども会が主催するキャンプの企画・運営をはじめ、地域の祭りや募金活動などにも参加し、地域振興の一翼を担っている。長年にわたるそれらの功績が認められ、昨年11月、ボランティア功労者に対する厚生労働大臣表彰・感謝状が贈られた。  

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2019年01月19日

No.125秋穂二島「競技形式で熱戦! 二島地区綱引き大会」


▲男子優勝の上田チーム

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 毎年1月に開催される二島地区綱引き大会。今月13日に平成最後となる第31回大会が開催され、13チームが出場した。

 二島地域では、毎年1月の第2日曜に二島小体育館で綱引き大会が開催される。競技方法・ルールなども制定されており、1チーム8人制で男女各3位までを決定。アンカーは競技用ヘルメットを着用するなど本格的だ。
 80年代に始まった全国大会を受けて、昭和の終わり頃にブームとなった綱引き大会を同地域でも開催しようと、「体力づくり」「多世代間交流」を目的に二島体育協会が毎年主催している。
 今月13日に開催された第31回大会は男性6チーム、女性7チームが出場し、男女とも上田チームが優勝した。  

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2019年01月12日

No.124阿知須「日本一の和牛を育てる福嶋牧場」



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 昨年10月、全国肉用牛枝肉共励会で福嶋牧場の和牛が最高位の名誉賞を受賞。2004(平成16)年に続き2度目の日本一だ。

 毎年出品総数500頭の肉用牛が品評され、「日本最大」と言われる全国肉用牛枝肉共励会が昨年10月、東京都中央卸売市場で開催され、阿知須の福嶋牧場(福嶋譲二社長)が出品した和牛去勢牛が最高位の名誉賞を獲得した。14年ぶり2度目の受賞で、過去2度の名誉賞受賞者は、全国に福嶋氏を含めて4人しかいない。
 福嶋牧場は約30年前、父の経男会長が開き、家族で丹精込めて牛を育てている。2年前に牧場南側の水田を購入し、稲は植えずに水を張って天然のクーラーを作るなど、牛舎環境にも配慮と工夫が重ねられている。
  

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2019年01月05日

No.123阿東「今年も地福に「トイ、トーイ」の声響く」


▲手作りの藁馬

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 毎年1月14日の夜、阿東地福地域では五穀豊穣や家内安全を願う伝統行事「トイトイ」が行われる。

 地福地域の「トイトイ」は、子どもたちが手作りの藁馬を持って1月14日の夜、家々を訪ねる伝統行事だ。藁馬を玄関先に置き「トイ、トーイ」と叫んで物陰に隠れると、その声を聞いた家人が藁馬を取り、代わりに菓子などを置いて家の中に戻る。子どもたちはそっと菓子などを持ち去ろうとするが、家人によっては家に入ったと見せかけて、水を掛けようとすることがあり、その駆け引きも楽しむ。 
 子どもたちの訪問は福の神の来訪を意味するとされ、藁馬は縁起物として神棚などに1年間飾られる。
 2012(平成24)年、国の無形民俗文化財に指定された。  

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