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2000年01月01日

No.37「ふしぎなたけのこ」

No.37「ふしぎなたけのこ」

福音館書店
作:松野 正子
絵:瀬川 康男
 たろは山奥の小さな村に住む男の子。ある時たけのこを掘りに裏山へ行ったところ、上着をひっかけておいた一本のたけのこが、突然ぐぐぐっと伸びはじめました。驚いたたろが飛びつくと、たけのこはそのまま、ぐんぐん ぐんぐん 天をめざして伸びていきます。
 たろを助けるため、村人たちは力を合わせてこの巨大なたけのこに斧を入れました。竹やぶを越え、くぬぎ林を越え、松林を越え、ひのき林を越え…木々をおし倒しながら倒れていくたけのこに、たろは必死でしがみついています。ようやく、ものすごい音をたててたけのこは地面に倒れました。それを伝って村人たちがたろを助けに走ったところ、行き着いたのは広い広い砂浜。たろの無事な姿とそばに広がる大海原を見て、皆はびっくり。山奥では手に入らない魚や昆布をおみやげに大喜びで村へ帰ります。
 軽快なタッチの絵を見ながらリズミカルな文章を読んでいると、描かれたたけのこが目の前で本当にぐんぐん伸びていき、風をきってびゅんびゅん倒れていくようです。
 大自然のエネルギーをからだ全体に感じるこの季節にぴったりの絵本です。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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