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2000年01月01日

No.71 「旅の絵本」

No.71 「旅の絵本」

福音館書店
安野 光雅
 先日、山口線にゆられて津和野へ行きました。津和野は国際アンデルセン賞受賞作家安野光雅さんの故郷です。赤茶色の石州瓦と白い漆喰壁の続く町を歩きながら「どの村をとっても、物語の無い村は無い」という『旅の絵本?』の後書きを思い出しました。「旅の絵本」シリーズは、馬に乗った旅人のたどる村やまちの風景に、昔話や歴史上の人物を織り込んだ字のない絵本です。旅のはじまりは木こりが斧をふるう村はずれ。ページをめくるごとに街道沿いの人々の営みはにぎわいを増していきます。「遅刻だ!」と走って学校に向かう男の子。まちの広場で熱弁をふるう政治家。皆に祝福されながら第二の人生のスタートをきる新郎新婦-。どの姿にも、これまでその人が歩いてきた、そしてこれから辿っていく道のりが感じられます。
 どんなまちにもそれぞれの歴史があり、そこで暮らす人々の数だけ物語が紡がれる、ということが嬉しく感じられるシリーズです。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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