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2000年01月01日

No.９１「おまたせクッキー」

No.９１「おまたせクッキー」

偕成社
作：ハッチンス
訳：乾　侑美子
　お母さんがクッキーを12枚焼きました。「ふたりでわけて、おやつにしてね」。ビクトリアとサムは大喜び。お皿に分けようとした時、玄関のベルが鳴り、友だちが２人やってきました。クッキーは３枚ずつに。ところがその後も食べようとするたびに友達がやって来て、クッキーはとうとう１枚ずつになってしまいました。そこへまた「ピンポーン」―今度は誰？クッキーはどうする？　ドアの外に立っていたのはおばあちゃん。たくさんのクッキーをおみやげに焼いてきてくれました。よかった！と思いきや、またまた玄関のベルが鳴り―。
　おはなしはここで終わり。誰がやって来たのかはわかりません。お友だちかな？　それともおじいちゃん？
　この作品の原題は“ＴＨＥ　ＤＯＯＲＢＥＬＬＲＡＮＧ?（玄関のベルが鳴った）。それを『おまたせクッキー』としたことで、絵本の魅力がぐんと増してきているように思います。
（ぶどうの木代表・中村佳恵）

タグ ：えほんのとびらおまたせクッキーサンデー山口

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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0) │えほんのとびら
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