アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 70人

店長情報 トップページ
店長情報

2000年01月01日

No.16「にちよういち」

No.16「にちよういち」

童心社
作:西村 繁男

 『にちよういち』は、高知で毎週開かれる日曜市の様子を描いた作品です。フェニックスの並木道には、朝早くから近くの農家の人たちが野菜や果物を軽トラックに乗せてやってきます。
 「きょうは しょう はやいのう」「あんまり あつうならん うちにと おもうて」と高知弁で交わされる会話に引き込まれ、私もお店を一軒一軒のぞきながら市を歩いているような気持ちになります。
 あっちゃんもおばあちゃんと買い物にやってきました。かぼちゃ、ひまわり、とうもろこし、すいか…。おばあちゃんの手押車の中には、元気のよい夏野菜が次々に入っていきます。南国土佐の陽光を存分に浴びて育った野菜はいかにも色つやがよく、元気を分けてもらえそうです。
 山口でも以前パークロードで朝市が開かれていました。季節の彩り鮮やかなこの市では、初夏には夏みかん、秋から冬にかけては徳佐のりんごが主役の顔で店頭に並び、「食べてみいね」という売り手の声も活気に満ちていました。
 暑い暑いと言いながらも立秋を過ぎ、法師蝉の合唱も聞こえてきます。高知の日曜市では、梨や栗が姿を見せはじめていることでしょう。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


同じカテゴリー(えほんのとびら)の記事画像
No.194 「うみべのまちで」
No.193「ふしぎなたいこ」
No.192「なぞなぞあそびうた」
vol.191「ぞうのババール こどものころのおはなし」
vol.190「てんぷら ぴりぴり」
vol.189「はじまりの日」
同じカテゴリー(えほんのとびら)の記事
 No.194 「うみべのまちで」 (2019-06-12 00:00)
 No.193「ふしぎなたいこ」 (2019-05-08 00:00)
 No.192「なぞなぞあそびうた」 (2019-04-10 00:00)
 vol.191「ぞうのババール こどものころのおはなし」 (2019-03-13 00:00)
 vol.190「てんぷら ぴりぴり」 (2019-02-13 00:00)
 vol.189「はじまりの日」 (2019-01-16 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。