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2008年04月20日

いわさきちひろ 「立てひざの少年」

いわさきちひろ 「立てひざの少年」 

いわさきちひろ展が18年ぶりに美術館で開催されている。
 前のちひろ展を見に来られた方々のインタビュー記事が残っていたので読み返してみると、ちひろの絵には夢があって楽しい、あどけない表情に心がほぐれてくる、心が安らぐ…などの言葉でいっぱいだった。あのとき、ちひろの絵を見に来られた方々は10万人にものぼった。
 それから18年。二昔も前に見たちひろの絵を今回もう一度見て、あのときと同じような安らいだ気持ちを思い出していただけたらとてもうれしい。
 見る人々の気持ちが、たとえ18年という長い歳月の間に変わったとしても、作品そのものの訴えかける力は変わらない。本当の作品には、見る者に忘れていた心を呼びもどす強い力があるのだと思う。
 子どもを安心して育てられるコミュニティーを作ってゆくために、今、いったい何が必要とされているのか…ちひろの絵は、そうした本質的なものを私たちに語りかけてくるような気がする。
県立美術館学芸課長 斎藤 郁夫


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
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