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2012年08月08日

No.112「うみやまがっせん」

No.112「うみやまがっせん」

福音館書店
原案:上沢 謙二
文:長谷川 摂子
絵:大島 英太郎
 釣りをしようと山から降りてきたおさる。かかったのは大きなたこでした。ところがたこは「おまえなんかに つられてたまるか」と糸を引っ張り、おさるは海へと引きずられます。助けを求める声を聞きつけてやってきたのはうさぎ。二匹が「やっせ わっせ」と勢いづいたものですから、今度はたこが山へと引かれます。そこへたいが加勢し、海と山との引っ張り合いが始まりました。
 山組にはたぬき、くま、とらが順々に加わります。対する海組のひらめ、まぐろ、さめも負けずに「えんやさの よいやさ」―勝負は五分五分。さあ、どうなる? そこへあらわれたのが一匹のかに。「これは なんだ」と糸を切ってしまったからたまりません。動物たちは山奥にころがっていき、魚たちは海の底へ沈んでしまいました。
 単純なくり返しが次第に大きなうねりとなり、うみやまがっせんの緊張感を高めます。
 それにしても、勝負の決め手となったのが、海と山を自由に行き来できるかにだったとは!
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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