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2014年02月12日

No.130「なにの こどもかな」

No.130「なにの こどもかな」

福音館書店
著:やぶうち まさゆき
 「なにの こどもかな」「シカのこども」―問いかけのページをめくると答えがわかる繰り返しによって、九種類の動物親子が紹介されています。
 挙げられた親子の姿をよく見ると、イノシシのように子どもの時のしま模様がおとなになると消えてしまうものもいれば、おとなになって斑点模様の現れるアザラシのような動物もいます。また、子どもの時には区別のつかない雌雄の違いがおとなになるとはっきりすることもわかります。キバの向き、ツノやたてがみの有無等々。どの動物も、子どもはおかあさんとじゃれあい、おとうさんはそばで家族を見守る役目のようです。
 不思議なことに、キツネの場合、親子・雌雄の区別がつきません。何か理由があるのでしょうか。
 一見シンプルな絵本ですが、じっくり見ていくと動物の生態について興味が広がります。「ぼくは絵を描きたいのではなく、鳥やケモノが好きでたまらないから、その姿を絵に描いているのだ」と友人の絵本作家に語ったほどの動物好きな著者ならではの作品です。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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