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2014年11月12日

No.139「ふしぎなやどや」

No.139「ふしぎなやどや」

福音館書店
文:はせがわ せつこ
画:いのうえ ようすけ
 「ぴいぴいとんから」というおまじないのような言葉ではじまる、中国唐代の不思議な物語。
 板橋という町にやってきた旅商人の趙は、しっかり者で評判の三娘子が営む宿に泊まることにしました。美しい三娘子から手厚くもてなされた客たちは上機嫌で床に就きますが、趙はなぜか眠れません。隣の部屋で物音がするので壁のすきまからのぞいてみると、三娘子が手箱から出した人形を操り、そばもちを作っているのが見えました。
 次の日、朝食に昨夜のそばもちが出されたのを見て胸騒ぎのした趙は食事をせずに宿を出ますが何も知らない他の客たちはそれを食べ、たちまちろばになってしまいました。この三娘子、実は妖術使いだったのです。秘密を知った趙は、三娘子をこらしめるためある作戦を思いつきました。
 日本の画家によるにじみとぼかしを効かせた大胆な筆使いの絵は、千年以上前に作られた中国の物語の不思議な魅力をたっぷりと伝えています。
 趙の作戦にはめられた三娘子がどうなったか―それは読んでのお楽しみ。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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