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2015年03月18日

明治工芸の粋展

明治工芸の粋展
▲会場風景

 小学生の娘と、もしひとつもらえるならどれにしようか…と考えながら会場を回った。
 私は緑色の鮮やかな印籠を選んだ。選んでみて、自分はどうやら宝石のような甲虫のイメージに惹かれるらしいと気づいた。娘は紅葉をあしらった七宝の壺を選んだ。
 お互いに違うものを選ぶことは至極当然の結果ではあるけれど、ちょっと新鮮な驚きがあった。というのも、この小さな壺をまったく見過ごしていたような気がしたからだ。どれどれ、ともう一度じっくり眺めてみると、いつも気になっている花が下の方にあるのを見つけた。家の庭にも植えているし、毎年、某所で群生して咲くのを楽しみにしている桔梗の花が可憐に描かれている。なんだ、いったいオレはどこを見ていたんだと思う。そしてこれもなかなかいいなと思い始める…。
 目を皿のようにしてひとつだけ選び出す。けっこう迷ったが、とても楽しかった。
県立美術館副館長 斎藤 郁夫


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)サンデー美術館
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