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2015年04月08日

No.144「はなのすきなうし」

No.144「はなのすきなうし」

福音館書店
おはなし:マンロー・リーフ
え:ロバート・ローソン
やく:光吉夏弥
 舞台はスペイン。たくさんの子牛たちがとんだりはねたり頭をつっつきあったりしているなか、フェルジナンドだけは争いごとに無関心。仲間に入ろうとしません。母親に淋しくないかと聞かれても、「ぼくは こうして ひとり はなの においを かいで いるほうが すきなんです」と答えるのでした。
 ある時、牛買いの男たちが闘牛にふさわしいあらくれ牛を探しにやってきました。自分には縁のないことと、フェルジナンドがいつものようにのんびり草の上にすわり花のにおいをかごうとしたところ、ちょうどそこにいたくまんばちにちくりと刺されたから大変! 大声をあげて飛びあがりました。それを見た男たちに、これこそマドリードの大闘牛にもってこいの牛だと勘違いされ、闘牛場へ連れて行かれます。
 さて、その後のフェルジナンドの運命は?
 表紙は鮮やかな朱色、中のさし絵は白地に黒一色というコントラストの強い絵本。明るい日ざしのふりそそぐスペインの情景や、フェルジナンドのユーモラスな表情がくっきりと描かれているのが印象的な作品です。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)えほんのとびら
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