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2017年03月04日

No.29鋳銭司「銭貨と土器の『古代テクノポリス』 」

No.29鋳銭司「銭貨と土器の『古代テクノポリス』 」
▲昭和40年度の発掘調査風景

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 天長2(825)年より、銭貨が鋳造されていたとされる鋳銭司。古代の最先端工業地帯の姿が、50年もの発掘調査から解明されてきた。

 古来より銭貨が鋳造されていたという鋳銭司。地名からもこの地域がかつて銭づくりにかかわっていたことがうかがえる。
 学術調査が開始されてから、昨年2月で50年。近年は史跡指定地周辺での発掘調査が進み、古代の鋳銭司から陶地区にかけては「古代テクノポリス」ともいえる銭・土器作りの最先端工業地域だったことが判明してきた。
 今後は山口大が山口学研究センターのプロジェクトとして市と連携し、文化財総合調査事業を開始。いまだ不明な点が残されているかつての“高度技術集積都市”のさらなる解明が期待される。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)やまぐち深発見紀行
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