サンデー山口:No.36大殿「ホタルの光が紡ぐ地域事業」

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2017年04月22日

No.36大殿「ホタルの光が紡ぐ地域事業」

▲かつて楽しまれていた蛍かご

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　昨年「ゲンジボタル発生地」として国の天然記念物指定80周年を迎えた一の坂川のホタル。その光を中心に地域の交流活動が進んでいる。

　昨年12月、80周年を記念して、大殿ホタルを守る会（福永俊明会長）は、ホタルの光と同じリズムで点灯するＬＥＤ電球を制作。基盤を改良して瞬きを調整、色も青緑色にして工夫し、ホタルの光を可能な限り再現した。
　さらに徳地、大殿、名田島の3地域を麦わらとホタルでつなごうと、蛍かごをつくる「つむぎプロジェクト」を山口市地域おこし協力隊の粉川妙さんが始動。ほたる祭りでＬＥＤ電球を設置したランタンの展示やワークショップ開催を予定し、交流人口拡大を目指す。
　「ホタルへの想いを深めるきっかけになれば」と同会の岡田勝栄事務局長。

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