サンデー山口:No.51陶「春日神社の国司総社参拝及鋳銭司古図」

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2017年08月05日

No.51陶「春日神社の国司総社参拝及鋳銭司古図」

実際の紙面はコチラ（公開期間は発行から1カ月間です）

　1230年もの歴史を持つ陶地域の春日神社。昔から何度も書き継がれてきた貨幣鋳造の様子が描かれた大絵馬が飾られている。

　同社は8世紀に藤原不比等が創建したとも、奈良の春日神社から遷座したとも伝えられ、県内でも古くから残る古社のひとつ。
　拝殿の上部に飾られた大絵馬は、縦130センチ、横182センチの大きさで、9世紀半ばの周防守兼鋳銭司長官の行列が総社に参拝する様子や、当時最先端だった銭貨鋳造に関わる施設の名称が、鳥瞰図のように描かれている。
　今年4月2日には、防府市の画家・針間文彦さんが描き直した新しい大絵馬に、53年ぶりに掛け替えられた。古い絵馬は、陶地域交流センターで現在展示されており、自由に鑑賞できる。

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