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2008年04月26日

札の辻・21

 知人から京都の朝掘りタケノコが到来した。
 京都市丸太町の「季節舗マツバ」よりの宅急便で、まだ土が付いたまま竹籠に笹と共に入っており、「京の味・竹の子の栞」も中にあった。
-京の味と香りを代表するものは春の筍と秋の松茸であります。筍で最も美味しいのは孟宗竹で、15世紀の初め中国から琉球を経て鹿児島に到来し全国へと広がりました。なかでも京都の大枝、向日、長岡京など西山一帯の地味が筍に適しており、古来全国的にその美味が賞讃されています。4・5月の筍の掘りあとには肥料を、夏季には下草刈り、晩秋から冬にかけては稾敷きや土入れをし良筍が育ちます。若竹煮、田楽、花鰹煮でお楽しみ下さい。-と。
 糠も添えられていたが早速ナマのまま齧ってみるとタケノコ特有のエグ味はなく甘味が残った。
 京筍だけでなく山口にも本格的なタケノコの旬となっていて、仁保や徳地など市内あちこちで良質のタケノコが採れる。
 南日本新聞社版かごしまの味には「掘りたてのタケノコはエガミがない。たっぷりのカツオ節のダシで煮しめる。味つけはしょう油だけで砂糖は入れない。昔はしょう油がよかった。大豆、小麦、塩を原料にした自家製のしょう油にはコクがあった。モウソウダケ特有の歯切れの良さを引き出し薩摩人には合う」と。
 モウソウダケに次いでハチク、ホンダケと、行く春のあとをタケノコの味覚が追う。   (鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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