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店長情報

2009年08月08日

札の辻・21

  先日宇部全日空ホテルで開かれた「泡盛を飲む会」に出向いた。
 元NHK山口放送局長藤井陽一郎氏が主催する会で、すでに10年を経ており今回も沖縄県酒造組合連合会からも数名が参加して会員200余人は馴染みの名柄のほかに、沖縄から運ばれてきた島造り銘醸泡盛のいろいろを水割りで傾ける。
 出された琉球料理もラフテイ(泡盛で煮込む豚の三枚肉)、チャンプル(豚の耳皮とモヤシの油炒め)などアジアが見えてくるという味覚がたのしかった。
 東京池袋に「おもろ」「珊瑚」「みやらび」とある泡盛の店に通った頃を思い出す。なぜかこれらの店には詩人、作家、画家、新劇人たちが常連となっていた。

  島。
 蛇皮線の島
 泡盛の島

 詩の島 踊りの島
 唐手の島

 蘇鉄や竜舌蘭や
 榕樹の島
 真紅の花 梯梧の島

 琉球よ 沖縄よ
 今度はどこへゆく。

 八重山生まれの詩人山之口獏の戦後詩だった。
 泡盛を飲んで想う、ことばや食材にはじまり島のくらしを支えてきたのは個性の強い琉球文化なのだと。
 会場には山口からの村岡満、福田百合子お二人の笑顔もあった。
(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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