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2010年01月16日

札の辻・21

 “昨年は岩手県盛岡市で緊急手術をし長期入院をして本当にご迷惑をおかけしました。おかげ様で写真の通りすっかり元気になりました”
 これはシナリオライター内館牧子さんから、すっぽり白雪を被った岩手山を背景にビルの屋上でのスナップに添えた年賀状で“盛岡は父の故郷です。岩手山には私自身も幼い頃から馴染んでおり今に思えば、あの堂々たる山の姿がずいぶんと力を与えてくれました。
 そのうちまた山口へもゆっくりお伺いしたいです”とあった。
 岩手山は標高2千余㍍で岩手富士又は南部富士の別称があり、古くから山岳信仰の対象ともなってきた。山麓にひらけた盛岡市は旧南部藩の城下町で、市内にサケの遡上する中津川をもつ史都でもある。
 また盛岡は宮沢賢治や石川啄木の詩人・歌人ゆかりの地で、賢治は旧制盛岡高農に啄木は旧制盛岡中学に学んだ。
 人口23万余、山と川の自然に恵まれる盛岡と、人口20万近くなり標高はあまりなくとも山容に特色のある鳳翩山系と本支流にホタルの舞う椹野川のある山口市とよく似て中也・山頭火の詩人・俳人ともゆかりが深い。
 内館さんはかつてNHK大河ドラマ毛利元就の脚本で来山し一の坂川のホタルに感嘆、大内義隆の最後を「こぼれ蛍」とし放映した。彼女は今年の大相撲初場所で10年間の横綱審議委員も任期満了となった。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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