2012年10月06日
札の辻・21
2場所連続で全勝の優勝を果たした日馬富士が70代横綱に昇進した。
身長は1メートル85だが体重は128キロと幕内最軽量の隆の山100キロに次いでいる。
しかし軽量を生かした軽快な動きの攻撃相撲は見事で千秋楽には動きで白鵬をも圧倒した。
長い期間のひとり横綱が双璧となり大相撲は新体制を迎えた。
ところで郷土力士2人の秋場所である。
幕内4枚目の豊響は健闘したが7勝8敗となった。序盤の栃煌山、豪風、安美錦での3番は相撲に勝って勝運に見放された土俵際の惜敗だった。彼の185センチ180キロで相手方の土俵勝負には押し相撲の魅力がある。先場所横綱白鵬を圧倒した迫力は忘れ難い。
豊真将は9勝6敗、10番は勝てる力を見せたが、ひと頃より攻めの力に迫力が少ない気がする。うまい技師で終わって欲しくない。今場所の相撲からは手術した左ヒジの状態に異状は感じなかった。守りの相撲より攻撃相撲を充実することだ。
豊響、豊真将共に郷土力士の先輩放駒(魁傑)のごとく大関を目指して欲しい。二人とも夢ではない。それだけの力量は備えている九州場所が楽しみである。
さて九州場所は東西に横綱が登場するが両横綱共にモンゴル出身。大関陣も鶴竜、琴欧州、把瑠都の外国勢がいる。
稀勢里、琴奨菊につづく力士は?
(鱧)
身長は1メートル85だが体重は128キロと幕内最軽量の隆の山100キロに次いでいる。
しかし軽量を生かした軽快な動きの攻撃相撲は見事で千秋楽には動きで白鵬をも圧倒した。
長い期間のひとり横綱が双璧となり大相撲は新体制を迎えた。
ところで郷土力士2人の秋場所である。
幕内4枚目の豊響は健闘したが7勝8敗となった。序盤の栃煌山、豪風、安美錦での3番は相撲に勝って勝運に見放された土俵際の惜敗だった。彼の185センチ180キロで相手方の土俵勝負には押し相撲の魅力がある。先場所横綱白鵬を圧倒した迫力は忘れ難い。
豊真将は9勝6敗、10番は勝てる力を見せたが、ひと頃より攻めの力に迫力が少ない気がする。うまい技師で終わって欲しくない。今場所の相撲からは手術した左ヒジの状態に異状は感じなかった。守りの相撲より攻撃相撲を充実することだ。
豊響、豊真将共に郷土力士の先輩放駒(魁傑)のごとく大関を目指して欲しい。二人とも夢ではない。それだけの力量は備えている九州場所が楽しみである。
さて九州場所は東西に横綱が登場するが両横綱共にモンゴル出身。大関陣も鶴竜、琴欧州、把瑠都の外国勢がいる。
稀勢里、琴奨菊につづく力士は?
(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻