2013年02月23日
札の辻・21
南九州の指宿からマラソンでスタートした菜の花だよりは、山口周辺でも聞かれるようになってきた。
菜の花が咲いたら潮干狩に行こうという子供たちの声も聞く。
椹野川河口の山口湾沿岸ではこれから4月頃まで潮干狩の時期となる。
春の彼岸前後は潮流の干満差が大きく、干潮時にはかなりの沖近くまで干潟が出現する。
かつて東京湾岸も浦安から千葉あたりまで潮干狩区域であったが、今では海岸線一帯の開発で、往年の干潟風景は失われた。東京湾ばかりではない。各地方都市の沿岸部は殆ど工場地帯化してきたが椹野川の河口は瀬戸内環境の状態を保つ。
=アサリを買うときは、口をしっかり閉じたままのもの、口を開けていわゆる足を出したものなどは手をふれると足を引っこめるがあまり生きはよくないのだ。
アサリは大小で味はあまり変わらないが、食べるには大きめが良い。汁物のようにダシが主体ならむしろ小ぶり=とこれは以前アサリで名物の深川丼を料理してきた主人から聞いた話。
アサリはハマグリ科の食用貝である。殻の表面に布目状の刻線があって紋様、色彩に変化が多く子供の頃には変わった貝殻模様を蒐めたこともある。アサリよりハマグリが少し大きく貝殻もなめらかだが模様が単純。
潮騒をひそかに偲びつつ潮見表をめくる。(鱧)
菜の花が咲いたら潮干狩に行こうという子供たちの声も聞く。
椹野川河口の山口湾沿岸ではこれから4月頃まで潮干狩の時期となる。
春の彼岸前後は潮流の干満差が大きく、干潮時にはかなりの沖近くまで干潟が出現する。
かつて東京湾岸も浦安から千葉あたりまで潮干狩区域であったが、今では海岸線一帯の開発で、往年の干潟風景は失われた。東京湾ばかりではない。各地方都市の沿岸部は殆ど工場地帯化してきたが椹野川の河口は瀬戸内環境の状態を保つ。
=アサリを買うときは、口をしっかり閉じたままのもの、口を開けていわゆる足を出したものなどは手をふれると足を引っこめるがあまり生きはよくないのだ。
アサリは大小で味はあまり変わらないが、食べるには大きめが良い。汁物のようにダシが主体ならむしろ小ぶり=とこれは以前アサリで名物の深川丼を料理してきた主人から聞いた話。
アサリはハマグリ科の食用貝である。殻の表面に布目状の刻線があって紋様、色彩に変化が多く子供の頃には変わった貝殻模様を蒐めたこともある。アサリよりハマグリが少し大きく貝殻もなめらかだが模様が単純。
潮騒をひそかに偲びつつ潮見表をめくる。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻