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2013年05月18日

札の辻・21

 =(長州はいい塔をもっている)と、ほれぼれするおもいであった。長州人の優しさというものは、山口に八街九陌をつくった大内弘世や、ザビエルを保護した義隆などの大内文化を知らねばわからないような気もする=瑠璃光寺五重塔の脇にある司馬遼太郎文学碑に刻まれた“街道をゆく(一)長州路”の中の一節である。
 去る10日、司馬遼太郎財団(東大阪市)のツアー百余名が山口県入りをし、司馬作品の「花神」や「世に棲む日日」の長州路をたどった。
 花神ゆかりの鋳銭司を経て山口入りした一行は、まず市菜香亭を訪れて、井上馨の亭名由来書から伊藤博文、山県有朋以後安倍晋三総理に至る八人の県出身総理が菜香亭を訪れた際に記念の揮毫をした額などを見学し、山口JCOBで菜香亭館長の馬越氏から、同亭が文化庁から移築保存されたいきさつを説明、一行はつづいて瑠璃光寺五重塔を訪れ司馬文学碑前で記念撮影をし、碑建立にたずさわったやはり山口JCOBの多々良氏の解説を聞いた。
 ツアーの代表司馬記念財団理事長の上村さんは菜香亭を「長州の歴史文化がひた寄せてくる」と語り、五重塔と文学碑を視察したあとホテルサンルートで開かれたシンポジュウムで「司馬文学に見る吉田松陰と長州」を中心にこれから訪ねる松下村塾の萩と関門海峡の下関を解説した。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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