2013年11月02日
札の辻・21
雨の続いた朝、思い切り畳の上に朝刊をひろげ、市場で買ってきた地元産ブドウのひと房をひと粒ずつ口にすると、秋の季節感が記事の上にまでひろがってきた。
山口盆地の11月は、晴天も多く陽ざしが降りそそぎ、一の坂川河畔の並木も、まだすっかり紅葉はしていないが、これから花のとぼしい時季へとなってゆく。
しかし山茶花は散ってはまた咲きつづけており、その根元には白やうす紅色の花びらが散り重なっている。
11月から12月へと移る頃、山口の天気図は鳳翩連山の北側と瀬戸内側に分けられるようになり、北西からの季節風が日本海を渡ってくるとき、海面にある水蒸気が上昇気流となって時には雨雲へと変化することもある。
近頃は気象衛星から積雲の映像からの把握によって天気の分布状態が鮮明に告げられるようになった。
ブドウを食べながら読む新聞のスポーツ欄では、プロ野球セリーグ・クライマックスシリーズ第3戦、巨人貫禄の圧勝の見出しが目につく。
万年Bクラスに低迷していた広島が今回は最終ステージにまで健闘したのだが、エースの前田健が巨人の寺内に3点ホームランを喫するなど惜敗を重ねた。
選手層の豊かな巨人の壁は厚かったが来期の広島には躍進もつながる。
野球記事はブドウのタネを紙面に転がした。(鱧)
山口盆地の11月は、晴天も多く陽ざしが降りそそぎ、一の坂川河畔の並木も、まだすっかり紅葉はしていないが、これから花のとぼしい時季へとなってゆく。
しかし山茶花は散ってはまた咲きつづけており、その根元には白やうす紅色の花びらが散り重なっている。
11月から12月へと移る頃、山口の天気図は鳳翩連山の北側と瀬戸内側に分けられるようになり、北西からの季節風が日本海を渡ってくるとき、海面にある水蒸気が上昇気流となって時には雨雲へと変化することもある。
近頃は気象衛星から積雲の映像からの把握によって天気の分布状態が鮮明に告げられるようになった。
ブドウを食べながら読む新聞のスポーツ欄では、プロ野球セリーグ・クライマックスシリーズ第3戦、巨人貫禄の圧勝の見出しが目につく。
万年Bクラスに低迷していた広島が今回は最終ステージにまで健闘したのだが、エースの前田健が巨人の寺内に3点ホームランを喫するなど惜敗を重ねた。
選手層の豊かな巨人の壁は厚かったが来期の広島には躍進もつながる。
野球記事はブドウのタネを紙面に転がした。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻