2014年05月31日
札の辻・21
椹野川河畔のあちこちに2羽、3羽と白サギが姿を見せている。
白サギが5月の点景となる頃、夏鳥としてホトトギスの高い声を姫山や鴻ノ峯で聞く。
春の花、夏はホトトギス、秋の月、冬は雪とそれぞれの季節を代表し、古くから短歌、俳句の主題とされてきた。
ホトトギスは朝鮮半島、中国の中南部、ヒマラヤ地方に繁殖し、日本でも北海道から沖縄まで全国的に飛来する。
日本列島の夏に飛来するホトトギスの仲間ではツツドリが一番早く4月の中下旬で、次にジュウイチが5月上旬、カッコウは5月20日前後、以下ホトトギスが5月末となり、渡来の順序は決まっており、決して前後することはないのがホトトギス連の習性という。
ツバメのように早く飛来する鳥は渡来日が大きく異なる年もあるが、ホトトギスの渡来日は必ず決まっている。
渡来日を告知する如く特徴のある啼き声で季節に区切りを示す野鳥として古くから親しまれてきた。
カッコウが啼くから苗床をつくれ、ホトトギスが来たので田植をせよと東北地方に古くからの言い伝えもある。
ほととぎすしきりに
啼くやほととぎす
ほととぎすあすは
あの山こえて行こう
山頭火
山口盆地に初夏の候鳥を聞くようになる。
(鱧)
白サギが5月の点景となる頃、夏鳥としてホトトギスの高い声を姫山や鴻ノ峯で聞く。
春の花、夏はホトトギス、秋の月、冬は雪とそれぞれの季節を代表し、古くから短歌、俳句の主題とされてきた。
ホトトギスは朝鮮半島、中国の中南部、ヒマラヤ地方に繁殖し、日本でも北海道から沖縄まで全国的に飛来する。
日本列島の夏に飛来するホトトギスの仲間ではツツドリが一番早く4月の中下旬で、次にジュウイチが5月上旬、カッコウは5月20日前後、以下ホトトギスが5月末となり、渡来の順序は決まっており、決して前後することはないのがホトトギス連の習性という。
ツバメのように早く飛来する鳥は渡来日が大きく異なる年もあるが、ホトトギスの渡来日は必ず決まっている。
渡来日を告知する如く特徴のある啼き声で季節に区切りを示す野鳥として古くから親しまれてきた。
カッコウが啼くから苗床をつくれ、ホトトギスが来たので田植をせよと東北地方に古くからの言い伝えもある。
ほととぎすしきりに
啼くやほととぎす
ほととぎすあすは
あの山こえて行こう
山頭火
山口盆地に初夏の候鳥を聞くようになる。
(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻