2014年11月22日
札の辻・21
同じ出身高校の仲間たちと、久しぶりにママも同窓のおでん屋で鍋を囲む。鍋料理に親しめるのは冬に向かうこれからが多くなる。
しかしアサリ、ドジョウなどの中身は春から夏にかけてが主体だが、漠然と鍋と呼ぶ場合は立ちのぼる湯気からして冬の時期となりフグやアンコウも登場する。
近頃のネタにはスーパーにあるおでんパックが家庭でも利用されるが、行きつけのこの店は地物ひとすじだから山口の味に親しむことができる。
手にしたグラスがビールから日本酒の地酒へと代わる。
変わらないのは県柔道界の話題。
母校の柔道場の壁面には明治初年開校以来の部員名が並列され、その中に日本共産党委員長だった宮本顕治氏もあった。母校野球部が夏の甲子園に出場したとき、宮本氏から激励の電報が届き新聞に紹介された。
九州場所の話題から相撲部屋のチャンコ料理へと話題はつづく。
力士たちはスタミナ源として鍋料理が主体となっている。
鍋の中味は各部屋によって工夫され、ミソ仕立ての場合もあればポン酢の利用もある。
九州場所では近海で水揚げされるアラ料理が特色となっている。
鍋を囲む同窓の輪は楽しかった。
カフカ去れ一茶は
来れおでん酒 楸邨
(鱧)
しかしアサリ、ドジョウなどの中身は春から夏にかけてが主体だが、漠然と鍋と呼ぶ場合は立ちのぼる湯気からして冬の時期となりフグやアンコウも登場する。
近頃のネタにはスーパーにあるおでんパックが家庭でも利用されるが、行きつけのこの店は地物ひとすじだから山口の味に親しむことができる。
手にしたグラスがビールから日本酒の地酒へと代わる。
変わらないのは県柔道界の話題。
母校の柔道場の壁面には明治初年開校以来の部員名が並列され、その中に日本共産党委員長だった宮本顕治氏もあった。母校野球部が夏の甲子園に出場したとき、宮本氏から激励の電報が届き新聞に紹介された。
九州場所の話題から相撲部屋のチャンコ料理へと話題はつづく。
力士たちはスタミナ源として鍋料理が主体となっている。
鍋の中味は各部屋によって工夫され、ミソ仕立ての場合もあればポン酢の利用もある。
九州場所では近海で水揚げされるアラ料理が特色となっている。
鍋を囲む同窓の輪は楽しかった。
カフカ去れ一茶は
来れおでん酒 楸邨
(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻