2014年12月06日
札の辻・21
博多の大相撲九州場所は白鵬の大鵬に並ぶ32度目の優勝で終わった。
本年度の掉尾を飾る場所は山口県出身力士にとっては準御当所である。
豊真将は7月場所で右ヒザを負傷し秋場所も全休したが九州もまた全休となった。幕下落ちが予想される新春場所が気にかかる。負傷の回復は如何に。
西前頭2枚目の上位に踏進した豊響は、横綱、大関との連日上位陣による対戦で健闘したが5勝10敗と負け越した。しかし豊響の相撲は押しひとすじで相手方土俵における惜敗が多い。
豊真将、豊響に初場所での捲土重来を期したい。
関脇に躍進した逸ノ城が8勝7敗と勝ち越したのは見事だった。新三役での健闘は光る。
今場所の番付を見るとモンゴル出身の力士が極端に目についてくる。
白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱をはじめ逸ノ城、照ノ富士以下10名が幕内に、十両にも7名と目立つ。40歳で勝ち越した旭天鵬もモンゴル。
日本勢では遠藤の健在が光る。初場所は上位陣との顔合わせに期待がかかる。
左足の故障から一旦休場し再出場したエジプト出身の大砂嵐はねばり強い相撲を見せる。同じ大嶽部屋には山口県出身の右肩上がいる。今場所は二段目上位に番付を下げたが4勝3敗と勝ち越している。大砂嵐と同様にねばりを見せて欲しいものだ。
豊真将の復調と豊響の初場所を待つ。(鱧)
本年度の掉尾を飾る場所は山口県出身力士にとっては準御当所である。
豊真将は7月場所で右ヒザを負傷し秋場所も全休したが九州もまた全休となった。幕下落ちが予想される新春場所が気にかかる。負傷の回復は如何に。
西前頭2枚目の上位に踏進した豊響は、横綱、大関との連日上位陣による対戦で健闘したが5勝10敗と負け越した。しかし豊響の相撲は押しひとすじで相手方土俵における惜敗が多い。
豊真将、豊響に初場所での捲土重来を期したい。
関脇に躍進した逸ノ城が8勝7敗と勝ち越したのは見事だった。新三役での健闘は光る。
今場所の番付を見るとモンゴル出身の力士が極端に目についてくる。
白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱をはじめ逸ノ城、照ノ富士以下10名が幕内に、十両にも7名と目立つ。40歳で勝ち越した旭天鵬もモンゴル。
日本勢では遠藤の健在が光る。初場所は上位陣との顔合わせに期待がかかる。
左足の故障から一旦休場し再出場したエジプト出身の大砂嵐はねばり強い相撲を見せる。同じ大嶽部屋には山口県出身の右肩上がいる。今場所は二段目上位に番付を下げたが4勝3敗と勝ち越している。大砂嵐と同様にねばりを見せて欲しいものだ。
豊真将の復調と豊響の初場所を待つ。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻