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2014年12月13日

札の辻・21


 流れゆく大根の葉の
 早さかな    虚子

 大根煮る香ひ厨を
 豊にす     梧逸

 ダイコンの原産地は西アジアのコーカサス南部で、中国大陸を経て10世紀頃に日本へ渡来して全国的に栽培されるようになり、年間約300万トンの生産は世界的にも最大の生産量だという。
 おろし、なます、ふろふき、切干しなどダイコンは加工品としても年中たのしめるのが最大の魅力となる。
 晩年を信州の田舎で過ごした作家の水上勉は「精進の極意は季節を喰うところにある」として、ダイコンの田楽、揚げ出しをつくり、切り取った葉はひとつまみの塩で茹で固くしぼり、ゴマ油でいためてキンピラをつくる。味つけは少量の酒と醤油だけにした。と精進百撰(岩波書店)に書く。
 ダイコンは世界的にも日本のすぐれた根菜で、大きさや形体などバラエティに富んでいる。
 大きさでは鹿児島の桜島ダイコンがある。葉つきで36キロの記録もあり、桜島の火山灰をふくむシラス土壌で長年改良がつづけられてきた。温暖な南国の気象条件下でも90日以上かかるとか。
 近頃スーパー等でダイコンの葉を落としているところが多い。ダイコンは90%が水分で、むしろ葉の部分にビタミンBやCが多い。風土に適した煮物や漬物もある。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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