2015年02月07日
札の辻・21
大相撲初場所6日目の1月10日、郷土出身力士の豊真将が負傷による体力の限界で引退の記者会見をした。
元小結の三役力士が幕下に陥落したのは平成以降では25人目となる。
豊真将は去年の名古屋場所で首、肩、腰を痛めて充実した土俵をつとめることが出来ず、引退表明の記者会見で溢れるくやし涙を見せた。
現役時代、東西幕内力士が本場所で土俵入りするとき、ひときわ高く拍手が豊真将にあったことなど思い出す。
大相撲の所作に徹した正々堂々たる土俵入りの手さばきの見事さに思い出が重なる。
真面目大関魁傑(前協会理事長)あとを次ぐ協会年寄立田川として今後の協会人生が待つ。
もうひとり下関出身の幕内郷土力士豊響は前半から連敗がつづき、3勝12敗と負け越した。身長188センチ、体重185キロの充実した体躯での押し一徹の相撲で幕内中堅を維持してきた実力を呼び起こしての春場所に期待をつなぐのだが体調が悪いのか気になる。
白鵬が13日目まで全勝をつづけて優勝を決めた。土俵ぎわまでの相撲も2番見られたが、完全相撲の全勝で大鵬の記録を圧倒した。
千秋楽の白鵬対鶴竜には61本の懸賞がついた。
カド番の豪栄道は千秋楽に琴奨菊を倒しやっと大関を維持できた。
モンゴル勢に対決の遠藤に期待したい。(鱧)
元小結の三役力士が幕下に陥落したのは平成以降では25人目となる。
豊真将は去年の名古屋場所で首、肩、腰を痛めて充実した土俵をつとめることが出来ず、引退表明の記者会見で溢れるくやし涙を見せた。
現役時代、東西幕内力士が本場所で土俵入りするとき、ひときわ高く拍手が豊真将にあったことなど思い出す。
大相撲の所作に徹した正々堂々たる土俵入りの手さばきの見事さに思い出が重なる。
真面目大関魁傑(前協会理事長)あとを次ぐ協会年寄立田川として今後の協会人生が待つ。
もうひとり下関出身の幕内郷土力士豊響は前半から連敗がつづき、3勝12敗と負け越した。身長188センチ、体重185キロの充実した体躯での押し一徹の相撲で幕内中堅を維持してきた実力を呼び起こしての春場所に期待をつなぐのだが体調が悪いのか気になる。
白鵬が13日目まで全勝をつづけて優勝を決めた。土俵ぎわまでの相撲も2番見られたが、完全相撲の全勝で大鵬の記録を圧倒した。
千秋楽の白鵬対鶴竜には61本の懸賞がついた。
カド番の豪栄道は千秋楽に琴奨菊を倒しやっと大関を維持できた。
モンゴル勢に対決の遠藤に期待したい。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻