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2015年03月14日

札の辻・21

 あちこちから、早咲きのサクラ便りが寄せられる2月28日「第6回山口地酒の楽校」が午後6時から市菜香亭の大広間に65名参加で開かれた。
 はじめに昨今の県内酒を主体に「やまぐち発酵文化研究所」代表の柏木享氏から“地酒は元気になった”と題して卓話があった。
 山口県の酒が、東北や越後の酒に対してもヒケをとらぬ吟醸酒に至った説話は、試飲を前にして酩酊気分となる。
 全国新酒鑑評会でも県産酒が受賞しているとも。この夜の酒は金冠黒松、五橋、獺祭、生のにごり酒、しぼりたて生酒など、山口県内で収穫された酒米、仕込水は錦川の伏流軟水、明治22年に山口市小鯖で品種改良を重ねて生み出した酒米「穀良都」で仕上げた純米酒などが並び、山口県は酒造好適米の生産県。
 酒を呑むには肴ともいう。この夜、試飲の席に出されたのは、ヒラソ、タイ、イカ、サーモンの刺身と、ゴマ豆腐、エビ、鶏のつくね串、クジラの竜田揚、タラの西京焼き、菜の花和え、仙崎のかまぼこ、鶏ごぼう飯はいちやなぎの「山口の春の弁当」であった。
 料理評論家杉村啓氏は日本酒の強弱さと料理とはバランス感覚が必要、双方の特色を損なわないことが互いに主体味を高める組み合わせだと「白熱日本酒教室 世界一おもしろい酒は日本酒」に書いている。
 3・4月のメバル、カレイにも日本酒。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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