2015年03月21日
札の辻・21
3月に入って間もなく友人からフキノトウが10数個も届いた。
キク科多年草で香りが高く、ほろ苦い味覚を楽しむ。
川岸や少し湿り気のある山肌に若い芽のフキノトウはのぞく。
東北地方や越後ではバッケ(フキ)が咲くとクマが出てくるという。フキノトウが伸びて花となる頃ともなれば、冬眠中であったクマが出没するので警戒をうながすことばとなる。
友人からフキノトウがとどけられた頃、吾家の庭隅にある小さいアセビ(馬酔木)の木が、白い花房を枝いっぱいにつけてきた。
アシビとも言われ馬がこの花を食べるとマヒするらしい、有毒であることは葉の苦味のもとになっているアセボトキシンとアンドロメドトキシンが作用するとか。
この木は一応、日本列島の宮城県と岩手県でわずかに自生するが関東地方以西に多い。
フキノトウやアセビが咲き早春譜のつづいていた3月10日、山口盆地は積雪の朝を迎えた。
古くから三寒四温という言葉は、その時期に寒い日が三日ほどつづくと、その後に四日は温暖な日のあることをつげている気象用語である。
季節風の交代する早春は、北寄りの風と南寄りの風が入り乱れ、前線の動きも活溌になって、春雷や砂あらしのあと、山口盆地は後河原をはじめサクラの開花がつづく。(鱧)
キク科多年草で香りが高く、ほろ苦い味覚を楽しむ。
川岸や少し湿り気のある山肌に若い芽のフキノトウはのぞく。
東北地方や越後ではバッケ(フキ)が咲くとクマが出てくるという。フキノトウが伸びて花となる頃ともなれば、冬眠中であったクマが出没するので警戒をうながすことばとなる。
友人からフキノトウがとどけられた頃、吾家の庭隅にある小さいアセビ(馬酔木)の木が、白い花房を枝いっぱいにつけてきた。
アシビとも言われ馬がこの花を食べるとマヒするらしい、有毒であることは葉の苦味のもとになっているアセボトキシンとアンドロメドトキシンが作用するとか。
この木は一応、日本列島の宮城県と岩手県でわずかに自生するが関東地方以西に多い。
フキノトウやアセビが咲き早春譜のつづいていた3月10日、山口盆地は積雪の朝を迎えた。
古くから三寒四温という言葉は、その時期に寒い日が三日ほどつづくと、その後に四日は温暖な日のあることをつげている気象用語である。
季節風の交代する早春は、北寄りの風と南寄りの風が入り乱れ、前線の動きも活溌になって、春雷や砂あらしのあと、山口盆地は後河原をはじめサクラの開花がつづく。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻