2015年06月20日
札の辻・21
このほど戦後日本美術総集が発刊された(麗人社版)。
平面第1部は横山大観、川合玉堂、上村松園、丸木位里など。平面第2部は岡本太郎、安井曽太郎、小磯良平、三岸節子等、平面第3部では棟方志功、川瀬巴水、浜田知明、武上秋津が、そして立体部には北大路魯山人、富本憲吉、高村光太郎が目立つ。
山口県関係では香月泰男の「青の太陽」と田中米吉のステンレススチールが紹介されている。
発刊にあたって次の解説がされていた。
1945年、ヒロシマとナガサキに人類初の原子爆弾が投下され、敗戦の混乱の中で沈黙を守らざるを得なかった日本の藝術家たちは、物質的困窮と戦いながら精力的に作品を発表し希望の光を灯しつづけた。
=現在の日本は世界有数の経済大国に成長し、独自の伝統に基づく制作を芸術家たちは意欲的に発表している=と。
巻頭で松井広島市長は「戦後70周年の節目に『戦後日本美術総集』が発刊されることはうれしい。私たちは国籍、民族、宗教を越えて戦争や核兵器の使用という過ちを犯さず対話と信頼のヒロシマを目指す」と。
=ことしは見事なサクラの花を楽しみましたが、すでに新緑の季節になりました。このたび戦後日本美術総集Ⅲをお送りします。新アトリエ兼展示場も造りましたのでおでかけ下さい=と田中さんから副伸も。(鱧)
平面第1部は横山大観、川合玉堂、上村松園、丸木位里など。平面第2部は岡本太郎、安井曽太郎、小磯良平、三岸節子等、平面第3部では棟方志功、川瀬巴水、浜田知明、武上秋津が、そして立体部には北大路魯山人、富本憲吉、高村光太郎が目立つ。
山口県関係では香月泰男の「青の太陽」と田中米吉のステンレススチールが紹介されている。
発刊にあたって次の解説がされていた。
1945年、ヒロシマとナガサキに人類初の原子爆弾が投下され、敗戦の混乱の中で沈黙を守らざるを得なかった日本の藝術家たちは、物質的困窮と戦いながら精力的に作品を発表し希望の光を灯しつづけた。
=現在の日本は世界有数の経済大国に成長し、独自の伝統に基づく制作を芸術家たちは意欲的に発表している=と。
巻頭で松井広島市長は「戦後70周年の節目に『戦後日本美術総集』が発刊されることはうれしい。私たちは国籍、民族、宗教を越えて戦争や核兵器の使用という過ちを犯さず対話と信頼のヒロシマを目指す」と。
=ことしは見事なサクラの花を楽しみましたが、すでに新緑の季節になりました。このたび戦後日本美術総集Ⅲをお送りします。新アトリエ兼展示場も造りましたのでおでかけ下さい=と田中さんから副伸も。(鱧)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│札の辻