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2015年09月09日

明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㉟ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作

明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㉟ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作
▲金徳寺(現・法華寺)

(2日付・松前了嗣さん寄稿の続き)

山河襟帯の地

 晋作が去った徳地では、保守派の唱える諸隊解散命令に反対する奇兵隊・膺懲隊が、その後も陣を張っていました。
 幕府軍に対抗する構えであった彼らの合言葉は、「徳地の弔い合戦」。
 静かな山間の村は、次第に不穏な空気に包まれるのでした。
 この地について、軍監・山縣有朋は、後にこう語っています。
 「三田尻は上国往来の官道に接して諸人の耳目を惹き易し。これに反して徳地は防州の山間に位置するも、兵を国境に出すに於いて、又山口に往来するに於いて、両ながら其便あるを以てなり」
 そして、奇兵隊日記には、陣屋割も記されています。
 「本陣、正慶院(小古曽)。第一銃隊、澄月院(堀、廃寺)。弓隊・第二銃隊、多念寺(小古曽、廃寺)。第三銃隊、金徳寺(堀、現・法華寺)。槍隊、妙楽寺(深谷、廃寺)。熕(大砲)隊、妙蓮寺(堀、現・雲相寺)。狙撃隊、宗徳寺(堀、廃寺)」
 また、訓練場所として、祇園社(小古曽)が当てられていましたが、後に正福寺(堀、現・昌福寺)に変更となりました。
 彼らは山河襟帯のこの地で、来るべき日に備え、日々稽古に励むのでした。
(続く。次回は16日付に掲載します)


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