2015年11月25日
明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊺ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作
▲石州街道を山口へむかう
(18日付・松前了嗣さん寄稿の続き)
鴻城に入る
「独り駅馬に跨って鴻城(山口)に入る 眼を遮る風光旧に依って清し 愧ずらくは我市井に飄零するを 始めて聞く天上の鶴の声々」
9月8日、晋作は世子(藩主の世継ぎ)・毛利元徳より呼び出され、11日、山口へ入りました。
木戸孝允の尽力で亡命先の四国から下関へ戻り、長らく市井に落ちぶれていた彼は、石州街道の彼方に連なる山々と青い空に浮かぶ雲を眺めながら、決意を新たにします。
そして13日には藩主・毛利敬親に建白書を提出。
「幕府との戦いが始まることこそ、天下のため国家のため正義を回復する好機である―」
こうして彼は再び下関へと走り、幕府との戦いに向け、着々と準備を進めるのでした。
薩長同盟
1866(慶応2)年1月21日、京都において「薩長同盟」が成立します。
ここでは、長州藩の木戸孝允、薩摩藩の西郷隆盛、小松帯刀、そして土佐の脱藩浪士・坂本龍馬が同席。
1863(文久3)年に起きた「8月18日の政変」以来、対立関係にあった両藩が、ここに手を結ぶことになったのです。
(続く。次回は12月2日付に掲載します)
明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊽ 【幕末歴史小説】行雲流水 高杉晋作
明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊼ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作
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明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊹ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作
明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊸ 【幕末歴史小説】行雲流水 高杉晋作
明治維新鴻業の発祥地、山口 ―詩酒愛すべし 美人憐れむべし―㊷ 【幕末歴史小説】 行雲流水 高杉晋作
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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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