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2016年01月09日

札の辻・21

 “どっこい生きている”という題名の映画が往年にあったことを覚えている。
 年末に1カ月ばかり体調を崩したがようやくペンをとることができた。
 捲土重来の年の暮に大和保男作の香合を手にすることができた。
 小ぶりだが保男作の意欲を感じる。
 そば猪口(そばちょく)は美濃や瀬戸地域作もあるが大部分は伊万里が多く年代は元和か享保とされてきた。
 しかし今回の保男作は古い時代感覚を持たない新鮮な制作である。
 香合には古染付烏帽子、仁清色絵瓢箪、伊賀伽藍、志野葛舎、乾山槍梅などと多彩であるが保男色は古葉感覚からあざやかに抜け出していると思った。
 いま大和氏の香合を手にして思い出すこともある。
 それは沖縄県八重山諸島に伝来する八重山焼の現実である。
 八重山諸島石垣島の島民が那覇で陶芸を学んで帰島し、その際追従した島人が製陶に熱中したのが琉球焼の起源といわれるが、いま八重山地方は日、米、中の波瀾ふくみの海域である。
 年の瀬が近づいた先月大和保男さんにお会いすることができた。
 相変わらずの作風にも見られる新しい年にむけての気魄を感じることができたのはうれしかった。
 香合は削られて小型となった焼肌に氏の闘魂が重なっている。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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