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2016年02月13日

札の辻・21

 2・3月のメバル、3・4月のカレイという釣魚仲間になじみのことばがある。底冷えがするほど寒い日がつづいた1月末から、節分が過ぎて寒明けの暖かい日差しを感じるようになり、新聞の釣魚欄にも周防大島や笠戸島周辺の釣り情報が登場するようになった。
 週2度ほどある高齢者の集いでは、瀬戸内だけではなく関門海峡から北浦まで、波止や島陰での釣りに話題がはずむ。
 メバルは日本列島のどこでも春が来ると釣れ、夏までメバル情報は多い。近海魚だから、カサゴ科の魚としてメバルだけは地味な色と形をしている。生息場所によって幾分異なるが、茶褐色の肌色に縦縞があり、大きな眼が印象的なのだ。それで目張と呼ぶようになったか。
 味にかけては生が良ければ洗い、鍋料理だと身がしまり、どこかフグのチリ鍋に似た味もある。
 昼も夜も岩礁の合間に身を隠し、頭部だけ出して獲物の到来をじっと待っている。そしてエビや稚魚が近づけば大きく開けた口にバクリと一気に飲み込むらしい。
 おもしろいことに、釣魚ばかりでなく、イタチやマムシなど気味の悪い陸上の動物を、オコゼと呼称する地方もある。
 こうした呼称に着目し、最近ではかえって民俗学上、オコゼに関する伝承や生態を調べて、オコゼという呼称がどうして他の動物に転化したかを追跡する研究が進められているようで、大変興味深い。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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