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2016年04月02日

札の辻・21

実際の紙面はコチラ(公開期間は発行から1カ月間です)

 最近、山口県内は勿論であるが、日本酒の鑑定会や集いがあって酒呑み連中はもちろんのこと、焼酎党にも喜ばれている。
 やはり酒好きのひとりとしては、酒にまつわる話題に90歳近くになってもペンを走らせる次第。
 新聞やテレビによれば、最近地酒の日本酒の人気が高まりつつある。
 料理と共に酒を楽しみ味わうことは、私にとって人生の最大のよろこびである。
 報道によると、韓国のソウルでは、いろいろな日本酒と焼酎それに泡盛まで吟味してもらおうと、韓国の輸入会社と日本大使館が日本の蔵元で約百社を紹介した。
 日本からは富山、兵庫、佐賀、山口など30の県から関係者が訪れて、来場者にそれぞれの酒を振る舞ったらしい。
 山口県内からは「かほり」の山縣本店、「五橋」の酒井酒造、「獺祭」の旭酒造が参加している。
 日本大使館によれば、試飲用に計300の銘柄が提供され、海外で開く日本酒関係のイベントとしては、過去最大級の企画であった。
 私の若い頃には、まぼろしの酒と異名を持つ新潟の銘酒「越乃寒梅」に魅せられたときもある。
 しかし今、愛飲するのは山口の地酒である。
 あの頃から時代も変わり、日本酒をとりまく状況も大きく変化した。
 しかし日本酒用の盃と2合徳利はいまだ変化を見せず、晩酌の友としてつづいている。(鱧)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)札の辻
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