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店長情報

2012年12月19日

No.288 子育て支援施設の看板を制作した県立大生 野口 由夏さん



宮野下にある子育て支援施設・宮野つどいの広場「あのね」には、11(平23)年3月の開所後も看板が設置されていなかった。地元の要望を受け、部長を務める県立大の学生サークル・SCCが今夏から看板制作に取り組み、11月中旬にお披露目された。「看板が目印になり、施設の存在が分かりやすくなったと聞いた。たくさんの人に見てもらえうれしい」と喜ぶ。
 看板のデザインは副部長の藤村侑未香さん(21)が担当。親子同士の出会い、触れ合う場を意識し、キリン、ウサギなど動物の親子を描き、シンプルかつポップに仕上げた。「丸みを持たせたデザインで『交流の輪』という意味もある」という。
 3年生なので、今月から就職活動を開始。「将来はイベントなどを企画・運営する仕事に就きたい」と目標を話した。

91(平3)年9月、岡山県倉敷市生まれの21歳。県立大国際文化学部文化創造学科3年。学内サークル・SCC(桜畠クリエーターズクラブ)部長。趣味は絵を描くことと音楽鑑賞。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)聞かせて

2012年12月19日

10~12月期 県内企業の景況感3期ぶり悪化


 財務省山口財務事務所(TEL083-922-2190)は、11月15日時点で実施した県内の10~12月期の法人企業景気予測調査の結果をまとめた。県内の企業経営者に経済活動の現状と先の見通しを聞いたもので、全産業における景況感の現状判断は、3期ぶりに悪化した。
 景況感が前回調査(7~9月期)に比べて「上昇」と答えた企業は13・1%、「下降」と答えたのは24・6%。上昇と答えた企業の割合から下降と答えた企業の割合を引いた「景況判断BSI」の現状判断は、マイナス11・5となり、前回のマイナス6・8と比較すると、下降超幅がマイナス4・7ポイント拡大した。
 業種別では、製造業がマイナス14・3で、前回比1・7ポイント改善したものの、非製造業は同8・7ポイント悪化してマイナス9・9。上昇、下降の要因ともに、国内需要の動向を挙げる企業が最も多かった。
 来年1~3月期の景況判断BSIは、全産業でマイナス5・4、4~6月期はマイナス3・8で、下降超幅は徐々に縮小していく見通し。
 従業員数は、全産業で見ると「不足気味」だが、製造業では「過剰気味」。従業員のうち、臨時・パートの数も製造業・非製造業ともに「過剰気味」となっている。
 12(平24)年度の企業収益は、全産業で売上高が前年度比4・0%の減収。経常利益は同31・0%の減益。石油・石炭などが赤字に転じることが響いた。設備投資は、全産業で前年度比19・3%増を見込む。
 この調査は、県内の133社(製造業49社、非製造業84社)を対象に実施。回答を寄せたのは130社で、回答率は97・7%だった。
  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2012年12月19日

飼い喰い

 観たい映画がある。それは、動物が主人公なのだ。
気をつけねばならない。動物を主人公にした映画は悲しい作品が多い。人間の悲劇も嫌だが、動物はさらにさらに耐え切れない。
 「飼い喰い(三匹の豚とわたし)」(内澤旬子)。著者自身が三匹の豚を飼い、屠畜し、食べるのである。
 “一日四〇〇〇頭の牛を屠畜する大規模屠畜まで、数多の家畜の死の瞬間を見てきた。彼等がかわいそうだという感情を抱いたことはない。彼等の死骸を食べることで、私たち人間は自らの生存を支える。それは自明のことだからである。(略)これらの肉は、どのようにして生まれ、どんなところで育てられ、屠畜されるに至るのかに、興味をおぼえるようになった”ということで著者は三匹の豚を千葉県旭市で飼うのである。
 用心しながら読んだ。肉は好きだから、食べるが、愛らしいピンクの豚とは繋がらない。わかっているが、私は勝手なのだ。いつまでも御伽の世界を彷徨っていたい。
 不思議な本だった。彼女の意気込みと意志力に付き合わされて、私も本の中で豚を飼った。そして屠畜して食べた。が、私は彼等を食べることが自明のことだとは思わない。いずれ人間もなにものかに食べられなければ不平等だと思った。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)おんなの目

2012年12月19日

28日 ロシア文学の最高峰 「アンナ・カレーニナ」を上映



 ロシア文学の最高峰で、トルストイ不朽の名作を「レ・ミゼラブル」の制作陣が映画化した「アンナ・カレーニナ」が、28日(土)の西京シネクラブ(TEL083-928-2688)12月例会で上映される。
 19世紀末のロシア。政府高官の妻・アンナは若き将校と出会う。一目でひかれ合う2人。アンナは、偽りに満ちた生活を捨て、将校との愛に生きる決意をするが…。
 会場は大手町の県教育会館で、時間は午前10時半、午後2時、7時からの計3回。チケットは前売り(電話予約可)1500円(当日は300円増)で、同館やYCAMなどで購入できる。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2012年12月15日

23日 リル・レイ・ダンススタジオライブ 「ムーン・ダンス~12の月のものがたり」



 スタジオ・レイ主催の第12回「リル・レイ・ダンススタジオライブ」が、23日(日・祝)に市民会館大ホールで開催される。午後2時と6時からの昼夜2回公演で、サンデー山口など後援。2部構成で、4歳からのスタジオメンバー66人が出演する。
 第1部は、ダンスメドレー「ムーン・ダンス」(全10曲)。ジャズ、クラシック、ヒップホップ、ロックなど、さまざまなジャンルの音楽に乗せたダンスが披露される。
 続く第2部は、バレンタインや七夕など、月ごとのイベントや物語を題材にしたミュージカルナンバー「12の月のものがたり」(全29曲)。松任谷由実、Perfume、槇原敬之、東京事変らの曲に合わせて、「街の灯」「賢者の贈り物」「不思議の国のアリス」といった映画や小説の主人公たちが舞い踊る。
 また、このイベントの収益金の一部は東日本大震災の被災地支援に寄付される。REI・KO代表は「大震災の発生からもうすぐ2年。命を輝かせて生きる使命、そして愛のエネルギー…そんなメッセージをこのステージから感じ取ってほしい」と話している。
 前売りチケットは大人2千円、中学生以下1500円(当日各500円増)で、同スタジオ(TEL083-923-1816)、市民会館、山口井筒屋などで購入できる。詳細はウェブサイト(http://lilrei.com/vol12/main.html)を参照のこと。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2012年12月15日

札の辻・21

 友人が長崎は五島列島産で干アゴの“出汁とり”を届けてくれた。
 山口県の沿岸から西九州にかけては秋晴れがつづく凪日和の海上でトビウオの飛翔を見かけることがある。
 九州ではやや小型で成長期のトビウオをアゴと呼ぶ。
 9月となり北北西の季節風が吹くようになると五島列島近辺はアゴ漁の最盛期を迎え、平戸や生月の瀬戸ではイキの良いアゴの水揚げがつづく。
 アゴはくせのない味とイキの良さにより、生で、焼いて、煮て秋から初冬にかけての料理も多彩となる。
 長崎の民放につとめた友人と五島の福江島で快食痛飲しアゴ(?)を出したことを思い起す。
 福江島ではアゴの干物づくりも見学し、酒の肴にはさっとあぶり、包丁のみねで叩きほぐすと良いことを知り、この島ではアゴ漁に出漁しない家でも網が引き揚げられるとアゴのすそ分けがあると聞いた。
 トビウオの生態的特徴でもっとも注目することは海面上の飛行習性である。東京堂版「魚の辞典」によれば、生態的飛行時間は10~20秒が平均的で、その距離は数10メートルに達するが航行中船舶の近くでは100メートルほどに及ぶこともあると。
 県内で沖釣りのとき日本海側や瀬戸内でもトビウオの飛翔は何度か見るが軽快だ。
 異名ツバメ魚は胸ビレが翼状をしているから。         (鱧)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)札の辻

2012年12月14日

稜線

 12月、山口市はクリスマス市となる―。
 中世の室町期に山口は京都に並ぶ西の都として朝鮮半島、中国大陸、琉球と交易を持ち、当時のリスボンから大航海を経てフランシスコ・サビエルが来山した。それは、1551年のことでリスボン国立博物館にある大航海時代の世界地図のうちに、北海道の無いナマコに似た日本図がある。それにはまだ江戸(東京)が無くて京都と山口だけがある。
 12月に入り山口は、実行委員会主催、市、商工会議所、観光コンベンション協会、在山マスコミなど後援で、まず亀山のサビエル記念聖堂での市民コーラスから師走の町にクリスマス市の諸イベントを展開している。
 数年前、大型台風襲来直後に来山した作家五木寛之は著作“百寺巡礼”の中に『大内氏は14世紀の頃から山口に君臨し約200年にわたり大内文化と呼ぶ文化を成熟させた。その頃来日してキリスト教を教へたフランシスコ・サビエルは山口に滞在し領主である第31代大内義隆に厚遇され、第32代義長の頃にはキリシタンは約2千人にも至り山口は当時のカトリック中心のごとくなる。五重塔のそばに司馬遼太郎さんの文学碑があり“長州は、いい塔を持っている”と刻す』と記述。(F)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)稜線

2012年12月14日

土田康彦さんが菜香亭に作品寄贈 過去から現代の山口「イシンの瞬間」



 イタリア・ベネチアを拠点に世界中で活躍する芸術家・土田康彦さんが6日、山口市菜香亭の指定管理者・歴史の町山口を甦らせる会(福田礼輔理事長)に「イシンの瞬間」と名付けた作品を贈った。彼は、ベネチアンガラスの生産地・ムラーノ島にアトリエを構えることを許された唯一の日本人だ。
 今年11月末から今月上旬にかけて「日本のクリスマスは山口から」事業で山口市に滞在した彼の初来山は、昨年の6月。その時同館を訪れた土田さんは「ここの庭に代表されるように、山口ほど日本の美しい四季が映るところはない」と感じたそうだ。その後イタリアで、山口で学んだことを振り返るうちに「恩返ししたい」との気持ちが募ってきたのだという。
 一見しただけだとガラスだとは思えない、色や透明感をそぎ取ったアイボリーの作品は、素材でなく造形で勝負する土田さんのスタイル。「イシンの瞬間」の表面は、マット状の部分とダイヤで研磨された部分とで真っ二つになっている。前者で大内文化、後者で幕末~明治維新を表現した。さらに作品の単純性は、現代の山口の「シンプル」な生き方を表しているのだという。
 土田さんは「未来でなく歴史に重きを置くわたしにとって、ルーブル美術館よりも大事に思う菜香亭に作品を置いてもらえることは、この上ない喜び」と話している。  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)ニュース

2012年12月14日

今八幡宮の狛犬(山口市八幡馬場)



 樹齢数百年を超える樹々に囲まれた、この地の市民の氏神様として古くから尊崇される神社である。1503(文亀3)年大内義興が建立したもので、その参道に狛犬を見る。昭和8年製の立派な阿吽の像は県内でも大きいものと思う。明治維新で藩庁が山口に移り萩の石工は職を失うが、県内でのいい仕事を見た。
高い場にある狛犬は望遠レンズで遠くからの撮影にする。
(ニコンD200 180ミリ F8 1/125秒)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)山口周辺

2012年12月12日

No.116「まるいちきゅうのまるいちにち」



童話屋
編:安野 光雅
 この本は、世界8カ国の絵本作家が自国の年末年始の子どもたちの様子を時間の流れに沿って描き、それを画家の安野光雅が編集したものです。
 イギリス、1月1日午前0時。ロンドンのジェームズ君がぐっすり眠っている時に、ブラジルは大みそかの午後9時。ツェ君一家は新年を祝う凧作りの真っ最中です。
 ページをめくると3時間後。アメリカではまだ年が明けていませんが、日本は元日の正午。晴れ着姿のあきちゃんは、はねつきに夢中。ロシアでは雪が降っていますが、オーストラリアは夏景色。ベン君一家は海へキャンプに出かけました。
 新年のご馳走も様々で、中国ではぎょうざを、ケニアではスイカを食べるようです。
 8カ国の様子が見開き2ページに描かれているので、場所によって季節や時刻が違っていることがよくわかります。家族と新年を祝う子どもたちの笑顔はどの国も一緒。まるい地球のすべての場所で、この笑顔がいつまでも続きますように。
(ぶどうの木代表・中村佳恵)  

Posted by サンデー山口 at 00:00Comments(0)えほんのとびら